レンズが交換できる、一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラを使用して、レンズ交換をしながら撮影をしている方が多いと思います。
拡大して、写真の出来を確認したりすることもあると思います。
そのようなときに、写真の中に黒い点を見つけることがあるかもしれません。いったいそれはナンなのでしょう?
レンズが交換できるカメラを使用していると、センサー部分にゴミがつくことがあります。
それはそのまま写真に写りこんでしまい、パソコンなどで確認してみると、黒い点となって現れてきます。
LightroomやPhotoshopを使用して、黒い点の修正も出来るのですが、結構な数の写真を撮影していると、とても面倒になってきますし、ストレスになってきます。
自分自身でも、ブロワーでのクリーニングは行っていますが、それでも目に見えない汚れがついているようです。
また、ビデオ撮影をしていると、センサーの汚れはとても目立ちます。
なにせ、常に黒い点が画面の中に見えているのですから。除去は難しいです。
旅行に行ったときに、せっかくの思い出をビデオ撮影しても、黒い点がいくつも見える状態では楽しめないかと思います。
夏休みに旅行に行ったのですが、ビデオ撮影後に家で確認したら黒い点がいくつも見えている状態で、α7 IIで撮影したビデオはほぼすべてボツとなりました。
特に湖で景色をビデオ撮影していたのですが、1時間近くのビデオがセンサーの汚れのためにボツとなりました。
家に帰ってきて確認したときのショックは大きかったです。絶望でした。
そうならないためにも、今後はもう少し細かくセンサーの汚れを確認しておこうかと思います。
まずは、センサーが汚れているかどうかの確認をしてみましょう。
もうすでに僕の場合には、センサーに汚れが多数見つかっている状態ですが、分からない場合もあると思います。
そのようなときには、カメラを「シャッタースピード優先」にセットします。「S」とか「Ss」とかでしょうか。保有しているカメラによっても違うと思います。
そしてF値をF11だったり、それ以上にしてみましょう。日中の明るいときに、青空を撮影すると汚れが見えてくることがあります。
ISO感度は100もしくは200のように、ノイズがでないようなISO感度での撮影が望ましいです。
僕のα7 IIとVario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSSで家の窓から空を撮影してみました。
F4で撮影すると、そこまで見えてこないのですが、F11で撮影すると、ここまで沢山のごみが見えてくるとは・・・。あまりの多さにここでもショックでした。
拡大をする必要なくとも、こんなに見つけることが出来ました。(ブログなのでこの大きさではそこまで目立っていませんが・・・。)
別なレンズ「FE 70-200mm F4 G OSS」を使用してみましたが、結果は同じでした。レンズによってもたらされる汚れではないようです。
ということで、ネットで調べて、センサークリーニングをしているお店を検索。
ソニーのカメラだけセンサークリーニングをしていないお店もあったのですが、以前行ったことのあるお店でセンサークリーニングをしていることが分かり、そこへ行くことに。
特にメーカーによって値段が違うわけではなく、一律「35ユーロ」でした。自分でカメラクリーニングキットを購入しての作業も考えましたが、自分でクリーニングをしてもっと状態が酷くなることの心配を考えれば、プロに頼もうと思いお店でお願いすることにしてみました。
ネットでは3営業日かかるようなことが書かれていましたが、お店でお願いしたら「明日の午後には受け取りに来れるよ」とのことでした。
ということで、カメラ本体を置いてお願いしてきました。
次の日には受け取りに行く時間がなかったので、2日後に受け取りに。
店内でまずは試し撮り。特に問題はありませんでした。
が、家に帰ってきてから、空を撮影してみると、黒い点が一つ。
何かの間違いかと思い、もう一枚少し場所を変えて撮影。
間違いではないようです。どう考えても黒い点があります。それも同じ位置に。
室内に戻り、レンズを外してブロワーでクリーニングしてみました。
そしてもう一度外で写真を撮影。
この写真には黒い点は見受けられませんでした。
念のため拡大して隅々まで確認。特に黒い点は見当たらず。ホッとしました。
ビデオ撮影をして確認してみましたが、今のところ黒い点は見当たらず。
センサークリーニングでセンサーのごみは除去出来た模様です。よかったよかった。
お店の人が言うには、数千枚を撮影するのであれば、1年に1回ぐらいはクリーニングした方がいいらしいです。
購入してから1度もクリーニングをしていなかったので、僕の場合は約2年ほどブロワーだけでやっていましたが、今度からは旅行前とかにしっかりと確認をしておこうと思います。
写真撮影後に、LightroomやPhotoshopを使用しての修正も出来ないわけではないのですが、結構時間のかかる作業ですし、毎回行っていると結構憂鬱になってくる作業ですからね。
ビデオ撮影に関しては上記の通り、黒い点が1つでもあると、ボツにしなくてはいけなくなってきたりします。撮影者以外はあまり気にしなくても、自分自身が納得のできる出来ではないので、見るたびに気になってしまうのは精神衛生上よくないですからね。
一眼レフやミラーレス一眼を使用しているのであれば、たまに青空をF11などで撮影してみて、センサーにゴミが付着していないか確認してみるとよさそうです。
せっかくの子供撮影だったり、旅行先での撮影。きれいに残したいですよね。手遅れにならないように準備しておいたほうがいいですね。
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