「背景をボカした写真」を撮ろうと思い、検索をすると単焦点レンズをおススメするサイトがたくさん出てきます。
でも「どの焦点距離を買えばいいの?」となってきます。
大多数の人たちは、最初に「一眼レフを買おう」とか「ミラーレス一眼を買おう」と思ったときに、レンズキットを買うかと思います。
でも、これだと背景をボカした写真は撮れることは撮れますが、「もう少しボカしたい」と思うようになって来たり、「室内でも明るい写真を撮りたい」と思うようになってきたりするかと思います。
そこで行き着くのが単焦点レンズなのですが、種類が豊富です。
「自分の使っている焦点距離」を知ることがまず大事かと思います。
焦点距離って何?
詳しい方程式や求め方はわかりません。調べましたが分かりませんでした。僕には難しすぎです。
とりあえず、レンズに書いてある数字を探しましょう。ズームレンズならば、例えば「28-70mm」とかが書いてあるはずです。
この数字の範囲が、そのレンズの焦点距離となっていて、写せる範囲となります。数字が大きいとズームレンズだったり、「24-240」だったりすると「10倍の高倍率ズーム」と言われたりしています。
この数字が1つしかない場合「50mm」とかだと単焦点レンズとなります。焦点距離が一つしかないので、ズームができないのです。
よく「35mm換算」という言葉を目にすると思います。僕もよく書きます。
これは、フルサイズで画角を考えた場合の焦点距離、という風に思っておけばいいのではないでしょうか。
センサーサイズごとに、同じ場所から同じ被写体を同じ50mmの焦点距離のレンズで撮影したとしても撮れる画角が違ってきます。僕が使用しているマイクロフォーサーズだと、「同じ場所から同じ被写体を同じ50mmのレンズで撮影」した場合、フルサイズのカメラで撮影した写真の上下左右をいくらかカットして中心部分ぐらいしか写っていません。フルサイズの画角の半分ぐらいになっています。これはセンサーサイズの違いからくるものです。同じような写真を撮りたい場合、僕は数歩下がって撮らないといけないわけです。
「35mm換算」だと結構みなさん焦点距離を思い浮かべやすくなるので、よく使用される言葉です。
どの焦点距離を多用しているのか
さて、単焦点レンズを購入するにあたって、知っておかなければいけないものがあります。
調べる方法は、今まで撮影した写真のExif情報を見てその中の焦点距離を見てみて、自分の写真で比較的多い焦点距離の単焦点レンズを購入すると間違いないのではないかと思います。
ズームレンズを使用していると、あまり焦点距離について考えながら撮影をしているわけではないのが普通だと思うので一度見返してみるのもいいかもしれませんね。
僕の場合は、公園で遊んでいるときだと手が届く範囲での写真が多かったです。大体1mから3mぐらいの距離でしょうか。
Exif情報を見ると、35mm換算で45mmぐらいを多用していたようです。
そのために購入したレンズはパナソニック LUMIX G 20mm F1.7 II ASPH.になります。
あまり動き回らなかったり、一緒に砂場とかで座って遊ぶ時などには使いやすい焦点距離です。
また、子供がほかのお友達と遊び始めたりしたら、少し離れるのでオリンパス M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8も購入してみました。
これは買うときにはあまり焦点距離云々を考えず、ネットで評判が良かったから購入してみました。
このレンズだと、5mぐらい離れたところだと上半身や顔のアップが撮れて、もう数歩離れると全身を撮ることができます。
ちょっと手は届かないけれども遠すぎないところにいる、なんてときにはとても便利です。(説明が下手ですね・・・)
このぐらいの焦点距離だと、子供と近すぎないために警戒されず、それでいて大きく写せて、背景ボケもできて重宝しています。
最後に
それぞれ撮影する環境は違うと思います。
単焦点レンズはそれぞれのメーカーからいろいろな焦点距離のレンズが販売されています。
ご自身に合った焦点距離のレンズを見つけて購入されると満足すると思います。まずはズームレンズで撮影をしてみて、自分自身が気に入っている、もしくは撮りやすい焦点距離を見つけてみてください。
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