今回は特に運動会では使うことが多いかと思われる連写性能とオートフォーカスの速さで考えてみようと思います。
「連写でカバー」は子供撮影をしていて、使うことがあると思います。
動いている被写体を比較的簡単に追いながら写真を撮れる機種が出てきてくれるのはとても有難いです。
SONY α6000
ミラーレスカメラの中では、オートフォーカスが速いことで高評価を得ている機種です。
そして軽いです。ボディだけで350g弱(バッテリー、SDカード込)、レンズを含めても他とは比べ物にならないぐらい軽く収まります。
その分、マイク端子などはありませんが、拘った動画撮影をする必要がないのであれば、必要のないものです。
ボディはとても薄く、45.1mmとなっています。
薄くても中身は詰まっています。
オートフォーカスも速いですが、連写性能も約11枚/秒となっています。
SDカードの容量にもよりますが、数秒続けて連写をしてその中からいい表情の1枚を選んだりすることも可能です。枚数が多くなってしまいますが、ピンボケばかりの写真よりはピントが合っている写真がある可能性が高くなります。動体への追従性能も凄いようで、子供撮影には最適な機種の一つではないでしょうか。
ミラーレスのため、オートフォーカスの合掌範囲も画面いっぱいで広く、子供を常に真ん中付近に持ってくる必要もありません。
モード選択にてスポーツモードもあり、設定の変更などをとくにしなくても撮影に臨めると思います。
水準器がないのがマイナスになりそうですが、グリッドラインを表示させることは可能なので、補えるように思います。
かばんに入れていても、そこまで重さを感じることもなく普段使いにもいい機種だと思います。
ダブルズームレンズキットだと、210mmまでの望遠ズームレンズが付属しています。
これだと運動会では活躍してくれると思います。
ミラーレス機種ということで、液晶画面を見ながらの撮影にもあまりストレスを感じないのではないでしょうか。
WIFIやスイングパノラマなど便利機能も多々あるので楽しめそうに思います。
Canon 7D Mark II
一眼レフの中での現時点最上位機種と位置づけられるような存在の機種です。
オートフォーカスの速度も速いですし、連写性能は10枚/秒となっています。
追従性能の評判もとても良い評価が目立ちます。
エントリーモデルよりもボディにボタンが多く、設定を好きな方や上位一眼モデルにある右肩液晶もあり満足できるデザインでもあると思います。
ただ、その分今までカメラに触れてこなかった方からすると、ハードルが高いような気もします。
こういうのは少しずつ慣れていくのがいいと思っているので。
とはいえ、こういう機能が好きな方は、エントリーモデルで一呼吸置くよりも、この機種がいいと思います。
GPSや防塵防滴も魅力ですね。でもWIFIはありません。
デュアルスロットなので、SDカードの部分にWIFI機能のあるカードを入れると、撮ってすぐにスマホやタブレットへ送信してSNSなどにアップすることは可能です。
18-135レンズキットだと35mm換算で200mmまではカバーできます。
もしくは、ここに望遠ズームを1本追加で、運動会は大丈夫だと思います。
バッテリーも、ミラーレスの倍近く撮影可能となっているので、そこまでバッテリーを気にすることなく撮影にのぞめると思います。
上記のα6000と比較したときのネックは重さだと思います。
ボディのみで910g(バッテリー、カード込)なので、レンズを合わせるとズッシリとくると思います。
その分安定はすると思いますが、長時間持ち続けるのには体力がいると思います。
最後に
連写とオートフォーカスに優れているといわれる2機種を挙げてみました。
どちらも魅力的です。少しずつの違いと、重さの違いがありますが、「とにかく簡単に軽く」というのであれば、この2つの性能重視であれば「α6000」で満足だと思います。
いろいろと設定をしたり、エントリーモデルからのステップアップをしたいことを考えると「Canon 7D Mark II」が満足できるように思います。
どちらもほしいというのが本音ですが・・・。
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