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カメラのアスペクト比はどれが正解?

カメラ
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写真撮影をするときに、「アスペクト比」を考えたことはあるでしょうか?
「縦横比」とも言われたりしますね。

僕の場合は、あまり考えずに初期設定のまま撮影をしていましたが、不便さが出てきたのでアスペクト比の変更を行うことがあります。
ところで、「アスペクト比」とはいったい何なんでしょう?
言葉通り、縦と横の比率のことなのですが、世の中では色々な比率が使われています。
wikipediaの説明では↓のようになっています。
画面サイズ
アスペクト比

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写真におけるアスペクト比

カメラのセンサーサイズや種類にもよりますが、主に4種類ぐらい使われているように思われます。

  • 3:2

フルサイズのセンサーを採用しているカメラや、APS-Cセンサーを採用しているカメラで主に使われている比率となっています。
初期設定だと、この比率になっていることが多いかと思われます。
デジタル以前のカメラから採用されているので、この比率を「標準」としている場合もあります。

  • 4:3

マイクロフォーサーズ、コンパクトデジタルカメラ、タブレットやスマホで主に使われている比率となっています。
従来型のテレビもこの比率を採用しています。

  • 16:9

ハイビジョン画面の比率。YouTubeのアスペクト比もこちらを採用。
デジタルビデオカメラでの設定はこの比率が多いように思います。現在のテレビはこの比率を採用していることが多く、見慣れているサイズのように思います。
スマホやタブレットでの動画保存の標準比率となっていることが多いと思います。

  • 1:1

Instagramで採用されている比率。正方形です。
インスタが流行りだしてから、写真をプリントするお店などで、1:1の比率のプリント用紙だけがなくなるようなこともありました。
最近のスマホでは、カメラのサイズ設定画面にいくと、1:1に設定をすることも可能となっています。
インスタを意識しているのでしょう。

印刷を目的とした撮影

写真を撮影して、その後プリントすることを目的としている場合、3:2のアスペクト比を選択するのが無難だと思われます。
3:2の比率に近いサイズが多いことがあげられます。
L版、はがき、A4、A3、B5などなど。

撮影した写真が入ったSDカードなどを店舗に持参し、機械に挿入して写真をプリントする場合、撮影した状態(構図)のままでプリントできることが多いと思われます。
ほかのアスペクト比に設定をしていた場合、上下左右に少し違和感が出てきたりする場合があると思います。

プリントしてアルバムに保存、フォトフレームで家の中に飾ったりする場合には、3:2の比率で撮影した写真だと上下左右を大幅にカットする必要がなくプリントできるためよく使われているように思います。

ただ、現在では写真屋さんにあるプリンターには色々なサイズの用紙が用意されていますし、フォトフレームも種類が豊富なのでそこまで気にする必要もなくなってきていると思います。

ビデオに写真を挿入することを考えて撮影

僕の中での不便さは上記にあります。
所有しているカメラの初期設定は「3:2」のため、いじらずそのまま使用してきました。

ただ、写真を撮影するときに、同時にビデオ撮影をすることもあります。
撮影したビデオはあとで編集をすることがあるのですが、時々写真を挿入する場合があります。
動画のアスペクト比は「16:9」。
写真現像をLightroomで行い、書き出しを行う際に16:9に合うようにサイズ変更を行おうとするのですが、最初に撮影した写真比率と動画の比率が合わないために、長辺を1920ピクセルにすることはできても、短辺を1080ピクセルにすることができません。

3:2の写真を、長辺1920ピクセルで書き出しを行うと、短辺が1280ピクセルとなり、その写真を動画の途中に挿入すると、上下が切れてしまいます。
子供撮影などを行っているときには、動画への写真挿入を考えて上下200ピクセル分余白を作って写真撮影をすることは僕にはちょっと難しいです。どの写真を動画の中に入れるのかも撮影時点では決めていないこともありますし。

Photoshopでも16:9の比率を切り取り、書き出しを行うことはできますが、結果は同じです。

どのようにすればいいのか調べた結果、最初から写真撮影の比率を16:9にしてしまえば簡単になるということが分かりました。
まぁ、当然ですね。動画の比率と静止画の比率を同じにしてしまえば、合うわけで・・・。

実際に家で撮影した写真です。
クリックやタップをすると違いが分かると思います。
↓3:2で撮影後、長辺1920ピクセルで書き出し。

↓16:9で撮影後、長辺1920ピクセルで書き出し。

下の写真は、あまり見慣れていないサイズのせいか、ちょっとした違和感がないわけではないのですが、動画に挿入する場合にはこれが僕の中ではベストのように思います。
1920x1080となっているので、余白を作ることなく上下が切られることもなく動画内で写真を表示できます。
当然ですが、横幅が広くなっていますが、テレビやパソコン画面で見慣れた横長なので写真でもすぐに慣れそうな予感。
写真鑑賞をするにしても、ほぼほぼスマホやタブレット、パソコンでの鑑賞のため、このサイズでも受け入れられそうです。

最後に

これらの比率に正解はありません。完全に個人の好みです。
自分の好きな比率、必要とする比率での写真撮影をおススメします。

3:2が以前から幅広く採用されていて、3:2にこだわる人もいます。
16:9の比率だと、センサーを全部使用しないとは何事だ!とか、邪道だ!と言う人も居るかもしれませんが、気にする必要はないでしょう。
「趣味」ですから、気楽に自分が必要とするものを使えばいいと思います。

初期のミラーレス一眼である、パナソニックのG1ですらアスペクト比を「4:3」「3:2」「16:9」から選べるようになっています。
現在販売されているカメラではセンサーにもよりますが、この3種類もしくは2種類から選べるようになっていることでしょう。

僕のように、写真撮影後あまりプリントをすることはなく、家族との共有はクラウドが主、プリントは個人が気に入ったものをそれぞれ。動画に挿入する写真は画面いっぱいに。と考えているのであれば「16:9」が優先的に選ばれるようになると思います。

α7 IIではカスタムキー設定やファンクションキー設定の項目を使い、縦横比の変更をすぐにできるように設定することが可能です。
3:2での撮影が主だけれども、16:9の写真も必要だしなぁ、というような方は縦横比の設定変更が簡単にできるようにカメラ本体のボタンに割り当ててみるのもいいかもしれません。

今後は、どちらのアスペクト比が多くなるのかまだ分かりませんが、動画撮影をすることが分かっているときには最初から16:9の比率で写真も撮影することになると思います。
風景写真とかは、3:2での撮影になるのかな。臨機応変に対応していけるようになれればと思います。

皆さんはどのアスペクト比を採用されるのでしょうか?

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