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白飛び(白とび)写真とは? 回避方法は?

カメラ
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白飛び写真(白とび写真)という言葉を聞いたことはないでしょうか?

もしくは、「なんか変だな?白すぎる」ということはないでしょうか?

特に、晴れている日に写真撮影をしていると「白飛び写真」が何枚か出てくることがあると思います。

一体「白飛び(白とび)」とはなんのことでしょうか?

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白飛び写真のサンプル

天気のいい日にこのような写真が撮れたことはないでしょうか?

↑少し大げさな感じに撮影をしてみましたが、海に行った時の写真です。全体が白っぽくなっていますね。上下は特に何が写っているのか分からないぐらいです。

↓上の写真よりも少しだけマシな感じですが、まだ上下白飛びがあります。

白とび写真の原因

簡単に言うと、カメラ(レンズ)の中に光を入れて撮影をするのですが、光の量が多すぎると白とびしてしまいます。

上の写真のように、天気のいい日に「Sモード」や「SSモード」に設定をして撮影、シャッタースピードを遅くして、カメラ(レンズ)に入る光の量が多すぎると白飛びしてしまいます。

「Aモード」(絞り優先)で撮影をした場合、f値の数値を大きくして絞ってしまうと、シャッタースピードが遅くなります。そうなると、上記したように、光が必要な量よりも多く入ってきてしまうために白とび写真が出来上がってしまいます。

どのような設定で撮影をすると、白とび写真ができてしまうのか、カメラの設定とサンプル写真を見てみましょう。

カメラの設定を確認 f値とシャッタースピード

白飛び写真が発生している場合には、カメラ側の設定を見てみましょう。

オートで撮影をしているときには、大抵の場合白飛び写真は発生しないと思います。

それでも、白飛び写真が出来上がることもあるので、そのようなときにはカメラの設定を変更してあげれば特に問題はなくなります。

使用している機材はこちらです。

まずこの写真の設定を見てみましょう。

f22
1/8
ISO-100

「Sモード」を使用して、シャッタースピード優先で撮影。シャッタースピードを「1/8」に設定した場合、カメラ側が自動的にf値を「f22」に設定。

ISO感度は「ISO-100」に自動的に設定されました。

シャッタースピードが遅いため、その分、光の量が沢山レンズ内に入ってきます。晴れている日だと、このようなシャッタースピードだと遅すぎて、光の量がレンズ内に入りすぎ、このような白飛びの写真が出来上がってしまいます。

次に、シャッタースピードを少し変えて写真を撮影してみましょう。

f22
1/20
ISO-100

このシャッタースピード「1/20」でもまだ白飛びがあります。ですが、マシにはなりましたね。

↓もう少しシャッタースピードを速くしてみましょう。

f22
1/50
ISO-100

やっと白飛びはなくなってきたように思います。シャッタースピードは「1/50」より遅くしてしまうと白飛びが起きてしまうようにこの環境下では感じました。

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↓もっとシャッタースピードを速くしてみましょう。

f14
1/160
ISO-100

f22とf14では白とびに関しては物凄い大きな差は見受けられないように思います。ただ、f値を開放したためか、「モヤッ」とした感じから少し抜け出したようにも思います。

風景写真の場合は、もう少し絞りを開放したほうがよさそうですね。

白とび写真のサンプル その2

同じく、場所を変えてシャッタースピードを変更して白飛び写真を作成してみました。シャッタースピードだけではなく、「Aモード」「絞り優先」にカメラのダイアルを設定して、「f値」を変更しての撮影でも同じように白飛び写真は出来上がります。

「f2、シャッタースピードは1/8000」と「f22、シャッタースピードは1/13」の写真の違いです。

大きな差が出ています。

子供撮影を考えた場合には、やはり白とびをしていない写真のほうが見やすいですし、背景の色や天気などもシッカリと記録しておきたいと思うので、白とび写真は避けたいところです。

シャッタースピードかf値を設定

白飛び写真を回避するためには、「シャッタースピード優先」モードで撮影をしている場合には「シャッタースピードをはやくする」と回避可能です。

「絞り優先」モードで撮影をしている場合には、「絞りを開放」(f値を小さい数字に設定)することにより回避することが可能です。

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最後に

天気のいい日の公園やプール、海などでの撮影では、白とび写真が気を付けないと量産されてしまいます。

撮影するときに、実際にファインダーや液晶画面を見てみて、白すぎる場合にはシャッタースピードやf値の数値を確認してみましょう。

ミラーレスカメラを使用している場合には、随時撮影前に確認ができるのがいい点ですね。

特に子供撮影をしている場合には、すぐに移動してしまう場合が多いので、シャッターチャンスを逃さずに、白飛びしていない写真を撮影してください。

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