フルサイズでのボケを実際に体験してみたいと思い、家の中で試してみました。
被写体は子供のおもちゃである、トランスフォーマーのオプティマスプライムに協力してもらいました。
設定
使用したカメラは、ソニーα7II、レンズはBatis1.8/85。
被写体までの距離は、センサーから90cm。トランスフォーマーを斜めにおいて、ピントは最前方にある、トランスフォーマーの左前部分。
斜めに置いた時のトランスフォーマーの奥行きは18cmでした。
日中の日差しが少し差し込む室内で、シャッターは1/6、ISO100。三脚を使用しての撮影。
実際にF値を変えてどんどん撮る
F値1.8。被写界深度1.3cm。
前方部分がはっきりわかりますが、それ以外はボケています。
F値4。被写界深度3.7cm。
このF値までくると、トラック前方はハッキリしてきましたね。
最後に
シャッタースピード固定、ISO100の写真をF値を変えて撮影してみました。
被写界深度の違いも面白いですが、写真の明るさの違いも面白いなぁ、と思いました。
F値が大きくなるにつれて(絞るにつれて)写真の明るさが減少していっています。よく言われる「暗い写真」となっていきました。
こうなった場合は、もっとシャッタースピードを遅くして撮影をしてみると、レンズに光がたくさん入ってきて、最初と同じような明るい写真を撮影することが可能になってきます。
その分、手振れをしないように構えないといけません。すべてを簡単にすることができるといいのですが、そういうわけにもいかないようです。
次回はF値をもっと大きくした写真を載せていきたいと思います。
コメント