キヤノンのフルサイズミラーレス用に開発された「RFマウント」の「RFレンズ」
2019年7月現在、6本がリリースされています。どのようなレンズがあるのでしょうか。
単焦点レンズ3本
単焦点レンズでは開放F値がf1.2やf1.8などがあり、ボケを楽しむことのできるレンズであるとともに、シャープな撮影を楽しむことのできるレンズでもあります。子供撮影にもよく使用するレンズでもあるのではないでしょうか。
RF35mm F1.8 MACRO IS STM
小型・軽量広角マクロレンズ
小型・軽量、そして開放F値1.8でありながら、マクロ撮影も可能という優れもの。最短撮影距離は17㎝となっているので、被写体に近づいての撮影も可能となっています。
子供撮影でも、風景撮影でも使えますし、子供のパーツ写真にも使える1本なのではないかと思われます。
子供が寝ているときの可愛い寝顔の撮影を考えている方もいると思いますが、本体にはサイレントシャッターも備えているミラーレス機なので、このレンズとの組み合わせにより、撮影範囲が広がりそうです。
重さは305gとなっているので、「EOS RP+35mm」で約790gとフルサイズミラーレスとは思えないほどの軽量なのではないでしょうか。持ち運びにも便利な1本のように思います。
RF50mm F1.2 L USM
標準レンズである50㎜。
瞳AFと組み合わせて、子供の印象的な顔を引き立たせて背景ボケを作った写真撮影などが楽しめるのではないでしょうか。
「EOS RP+50mm」の組み合わせで約1435gとなっています。
RF85mm F1.2 L USM
ポートレート撮影などで活躍する85㎜レンズ。開放F値は1.2と大きなボケとともに、人物などの被写体を際立たせることができるレンズになっているようです。
子供撮影では、子供が遊んでいると少し距離がある場合がありますが、このレンズを使用することによって、子供との距離が少しあっても、子供をシッカリと大きくとらえることができますし、子供を引き立たせて背景ボケを作った写真を撮影できるのではないでしょうか。
f1.2により、少し日が落ちた場面や、少し暗めのシーン、スポーツシーンでも活躍してくれそうです。
「EOS RP+85mm」で約1680gとなっているので、結構ズッシリ感はありそうですが、出来上がった写真には満足できるかもしれない1本に思います。
ズームレンズ3本
RF28-70mm F2 L USM
標準ズームレンズでありながら、開放F値はf2と大口径ズームレンズ。
「SWC」「ASC」という2つのコーティングを採用したことによって逆光であっても、フレアやゴーストを大幅に抑制してくれるようです。
f2ということで、単焦点レンズを必要とするような場面でも28㎜から70㎜までf2のまま撮影をすることができるので、色々なところで使用できるレンズになると思われます。
「EOS RP+RF28-70mm」で約1925gとなります。
RF24-105mm F4 L IS USM
24㎜かスタートのF4通しズームレンズ。
「動画撮影のときには、滑らかなAFを可能」と記述されています。
動画撮影をしていて、対象をズームしたりするとピントがずれる時があり、とても見づらくなるときがあるのですが、そのような現象を極力回避できるレンズなのかもしれません。
通常の写真撮影では、広角側は24㎜からと、風景撮影でも楽しめそうですし、105㎜までのズームが可能なので、遊んでいる子供撮影にも適しているレンズなのではないかと思われます。
「EOS RP+RF24-105㎜」で約1185gとなります。
RF24-240mm F4-6.3 IS USM
通称「10倍ズーム」
これ1本あれば、大抵のものはカバーできるのではないかと思われます。
気を付ける点としては、F値でしょうか。F4スタートとなっていますが、ズームしていくほどにF値が変化していきます。
とは言え、5段分の補正が効くようなので、色々な場面や時間帯での使用ができるかもしれません。
最短撮影距離、広角側50㎝、望遠側78㎝。となっています。被写体に結構近くても撮影が可能なようで、使い勝手がよさそうですね。
「EOS RP+RF24-240㎜」で約1235gとなります。
マウントアダプター
マウントアダプターを使用することにより、既にキヤノンレンズを使用している方は、継続して保持されているレンズを使用することが可能です。
コントロールリングを搭載しているマウントアダプター。設定の割り当てが可能。
マウントアダプターでありながら、可変式NDフィルターも搭載したアダプター。レンズにNDフィルター装着する必要もなく、ダイアルで濃度の調節も可能。
円偏光フィルターを同梱、光の反射に合わせて調節可能なダイアル付きマウントアダプター。
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