ソニーから新たに登場し、11月25日より発売開始予定のILCE-7RM3。
前作のILCE-7RM2と比べると、外観には特に大きな差は無いように思います。
中身はどうなっているのでしょう?
ILCE-7RM2 |
ILCE-7RM3 |
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カメラ有効画素数 | 約4240万画素 | 約4240万画素 |
総画素数 | 約4360万画素 | 約4360万画素 |
動画記録 | XAVC S: MPEG-4 AVC/H.264 AVCHD: MPEG-4 AVC/H.264 MP4: MPEG-4 AVC/H.264 |
XAVC S: MPEG-4 AVC/H.264 AVCHD: MPEG-4 AVC/H.264 |
検出素子 | ExmorR CMOS センサー | ExmorR CMOS センサー |
測距点数 | 35mmフルサイズ時:399点(位相差検出方式)APS-Cサイズ時・357点(位相差検出方式)/25点(コントラスト検出方式) | 35mmフルサイズ時:399点(位相差検出方式)、フルサイズレンズ装着かつAPS-C読み出し時:323点(位相差検出方式)、APS-Cレンズ装着時:255点(位相差検出方式)/425点(コントラスト検出方式) |
検出輝度範囲 | EV-2-20 (ISO100相当、F2.0レンズ使用) | EV-3-20 (ISO100相当、F2.0レンズ使用) |
フォーカスエリア | ワイド(399点(位相差検出方式)/25点(コントラスト検出方式))/ゾーン/中央/フレキシブルスポット(S/M/L)/拡張フレキシブルスポット/ロックオンAF(ワイド/ゾーン/中央/フレキシブルスポット(S/M/L)/拡張フレキシブルスポット) | ワイド(399点(位相差検出方式)/425点(コントラスト検出方式))/ゾーン/中央/フレキシブルスポット(S/M/L)/拡張フレキシブルスポット/ロックオンAF(ワイド/ゾーン/中央/フレキシブルスポット(S/M/L)/拡張フレキシブルスポット) |
その他の機能 | 動体予測、フォーカスロック | 動体予測、フォーカスロック、静止画AF被写体追従感度、縦横フォーカスエリア切替、フォーカスエリア登録機能 |
ISO感度 | 静止画撮影時:ISO100-25600(拡張:下限ISO50、上限ISO102400)、AUTO (ISO100-6400、上限/下限設定可能) 動画撮影時:ISO100-25600相当、AUTO(ISO100-6400相当、上限/下限設定可能) |
静止画撮影時:ISO100-32000(拡張:下限ISO50、上限ISO102400)、AUTO (ISO100-12800、上限/下限設定可能) 動画撮影時:ISO100-32000相当、AUTO(ISO100-12800相当、上限/下限設定可能) |
ファインダー 総ドット数 | 2,359,296 ドット | 3,686,400 ドット |
液晶モニター 形式 | 7.5cm(3.0型) TFT駆動 | 7.5cm(3.0型) TFT駆動 |
タッチパネル | No | Yes |
液晶モニター ドット数 | 1,228,800ドット | 1,440,000ドット |
角度調整機能 | カメラ背面に対して 上約107°、下約41° |
カメラ背面に対して 上約107°、下約41° |
画面表示切り替え | グラフィック表示、全情報表示、情報表示 なし、ヒストグラム、水準器、ファインダー撮影用 | グラフィック表示、全情報表示、情報表示 なし、ヒストグラム、水準器、ファインダー撮影用、モニター消灯 |
シャッター速度範囲 | 静止画撮影時:1/8000-30秒、バルブ、 動画撮影時:1/8000-1/4(1/3ステップ)、AUTO 1/60まで、オートスローシャッター1/30まで |
静止画撮影時:1/8000-30秒、バルブ、 動画撮影時:1/8000-1/4(1/3ステップ)、AUTO 1/60まで、オートスローシャッター1/30まで |
手ブレ補正機能 | 補正効果
4.5段(CIPA規格準拠。ピッチ/ヨー方向、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA装着時、長秒時ノイズリダクションオフ時) |
補正効果
5.5段(CIPA規格準拠。ピッチ/ヨー方向、Planar T* FE 50mm F1.4 ZA装着時、長秒時ノイズリダクションオフ時) |
連続撮影速度 | Hi時:最高約5コマ/秒 Lo時:最高約2.5コマ/秒 |
Hi+:最高約10コマ/秒、 Hi:最高約8コマ/秒、 Mid:最高約6コマ/秒 、 Lo:最高約3コマ/秒 |
連続撮影可能枚数 | JPEG Lサイズ エクストラファイン:24枚、JPEG Lサイズ ファイン:30枚、JPEG Lサイズ スタンダード:37枚、RAW:23枚、RAW+JPEG:22枚、RAW(非圧縮) 9枚、RAW(非圧縮)+JPEG 9枚 | JPEG Lサイズ エクストラファイン:約76枚、JPEG Lサイズ ファイン:約76枚、JPEG Lサイズ スタンダード:約76枚、RAW:約76枚、RAW+JPEG:約76枚、RAW(非圧縮):約28枚、RAW(非圧縮)+JPEG:約28枚 |
使用電池 | NP-FW50 | NP-FZ100 |
静止画撮影可能枚数/時間 | ファインダー使用時:約290枚 液晶モニター使用時:約340枚 |
ファインダー使用時:約530枚 液晶モニター使用時:約650枚 |
質量(g)(本体のみ) | 約582g | 約572g |
外形寸法 | 約126.9(幅) x 95.7(高さ) x 60.3(奥行き)mm (グリップからモニターまで) |
約126.9(幅) x 95.6(高さ) x 62.7(奥行き)mm(グリップからモニターまで) |
Rシリーズの醍醐味は「画素数」。ILCE-7RM2と同じ画素数ですが、色々とバージョンアップしていますね。
「検出輝度範囲」の向上により、光が弱いところでもフォーカスを合わせることが可能となるかもしれません。
ファインダーのドット数向上、液晶パネルのドット数向上により、前モデルよりもクリアに綺麗に見ることが出来るかと思われます。
タッチパネルを搭載し、使いやすさが向上。ISO感度も32000まで対応。
暗い場面でも、撮影が可能となってくると思います。ザラザラ感は出てきますが、撮影自体はできるのではないかと思われます。
連写性能も向上。
ILCE-7RM2では「Hi」で約5コマ/秒でしたが、ILCE-7RM3では約10コマ/秒と倍になっています。
連続撮影枚数も、ILCE-7RM2と比べると3倍になっていて、かなりの向上ではないでしょうか。
バッテリーは新たなモデルが投入されています。
撮影可能枚数が増えている点もとても魅力的ですね。
本体の大きさは、奥行きがILCE-7RM2よりも増しています。
本体の重量は、ILCE-7RM2よりも軽くなっているのですが、バッテリーを搭載すると、重量はILCE-7RM3のほうが約30gの増量となっていますが、ほとんど感じないレベルかと思われます。
手振れ補正も1段分強力となり、申し分のないモデルのような気がします。
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