カメラには「オートフォーカス」がどのカメラにも装備されていますが、「オートフォーカス」にもいくつかの種類があります。
「シングルフォーカス」「コンティニュアスフォーカス」「オートフォーカス自動切換え」の3種類があります。それぞれどのような場面で使用するのが最適なのでしょうか。
シングルフォーカス AF-S
止まっている被写体を撮影するときに有効なのが「シングルフォーカス」(AF-S)です。
風景写真やポートレートなどでの使用をおススメ。子供が砂場で遊んでいるときや、ゆったりと動いているときには、シングルフォーカスでも対応可能です。
コンティニュアスフォーカス AF-C
動いている被写体に対して有効なのが「コンティニュアスフォーカス」(AF-C)です。
左右に動いている被写体や近づいてくる被写体、遠くに行く被写体を撮影するときにおススメ。子供が滑り台で滑っているとき、走り回っているときに使うと、シッカリと被写体をとらえることができます。
ただ、コンティニュアスフォーカスはカメラ本体により違いが大きい印象です。
以前は「一眼レフじゃないと、動態撮影は駄目だ」という意見がほとんどでしたが、ミラーレスカメラの技術向上により、ミラーレスカメラでも動態撮影が可能になってきています。
オートフォーカス自動切換え AF-A
カメラ側が被写体の動きにより、AF-SかAF-Cかを自動で判断するAF-A。
子供撮影でも結構有効です。止まって遊んでいる子供を撮影していて、急に動き出すこともあります。そのようなときでも、動き始めたらカメラが自動でAF-SからAF-Cに自動で切り替えてくれます。
最後に
オートフォーカスの良し悪しは、カメラ本体とレンズの組み合わせに依存します。
レンズの中には、オートフォーカスに時間がかかり、「ジージー」と煩く長いこと迷うものもあるので、購入前に実際にお店で試させてもらえるところでトライしてみるといいのではないかと思います。
ご自身の撮影環境により、最適なオートフォーカスを選択して撮影を楽しんでください。
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