先日、パナソニックより発表された機種「DC-GH5S」。
DC-GH5の後継機かと思ったのですが、DC-GH5は静止画よりだけれども、動画もイケる。DC-GH5Sはかなり動画よりな機種となっているようです。
↑最初の画像がDC-GH5S、下の画像がDC-GH5となっていますが、パッと見の違いは「S」の表記と赤いラインが入っているところでしょうか。
DC-GH5Sのスペックを見てみましょう。
カメラ有効画素数 / 総画素数 | 1028万画素 / 1193万画素 |
記録画素数(静止画) | [4:3]設定時:3680 x 2760(L) 、2592 x 1944(M) 、1824 x 1368 (S) 、 3328 x 2496(4KPHOTO) [3:2]設定時:3840 x 2560(L) 、2736 x 1824(M) 、1920 x 1280(S) 、 3504 x 2336 (4KPHOTO) [16:9]設定時:4016 x 2256(L) 、2816 x 1584(M) 、1920 x 1080(S) 、 3840 x 2160(4KPHOTO) [1:1]設定時:2752 x 2752(L) 、1936 x 1936(M) 、1360 x 1360(S) 、 2880 x 2880(4KPHOTO) |
動画フォーマット | MOV: H.264/MPEG-4 AVC (音声フォーマット:LPCM (2ch 48kHz/16-bit, 48kHz/24-bit, 96kHz/24-bit)) MP4: H.264/MPEG-4 AVC, H.265/HEVC (音声フォーマット:LPCM (2ch 48kHz/16-bit), AAC (2ch)) AVCHD Progressive, AVCHD (音声フォーマット:Dolby Audio 2ch) |
インターバル撮影 / コマ撮りアニメ | Yes/Yes |
ファインダー | |
方式 | アスペクト比 4:3 / 0.5型 / 約368万ドット 有機EL(OLED) LVF |
視野率 / 倍率 | 約100% / 約1.52倍(35mm判換算:約0.76倍)(-1m-1 50mm 無限遠時) |
アイポイント / 視度調整範囲 | 約21.0mm(-1m-1時) / -4.0~+3.0(m-1) |
アイセンサー | Yes |
フォーカス | |
オートフォーカス方式、フォーカスモード | 映像検出によるTTL方式(コントラストAF)、[AFS(シングル)] / [AFF(フレキシブル)] / [AFC(コンティニュアス)] / [MF] (フォーカスレバー切換え, AFS/AFFはメニュー切換え) |
AF測距検出範囲、AFモード | EV -5~18(ISO100換算)、オートフォーカスモード:顔・瞳認識 / 追尾 / 225点 (タッチ及びジョイスティックによるフォーカスエリア選択可能) / 1点(エリア移動、エリアサイズ変更可) / ピンポイント(タッチフォーカスエリア選択可能) / カスタムマルチ(横/縦/中央/カスタム) / ローライトAF / 星空AF |
その他のフォーカス機能 | クイックAF、アイセンサーAF、AFエリア選択、AF連続動作(動画時)、ワンショットAF(AF-ON)、シャッター半押しAF、シャッター半押しレリーズ、タッチAF、タッチパッドAF、AF+MF、MF枠移動、MFアシスト、MFガイド、フォーカスピーキング |
フォーカスセレクト | Yes |
フォーカス合成 | Yes |
フォーカスブラケット | Yes (補正幅と撮影枚数を設定可能) |
測光範囲 | EV 0~18(F2.0レンズ、ISO100換算) |
ISO感度 | 160-51200
拡張 80-204800 |
シャッター | |
形式 | フォーカルプレーンシャッター |
シャッター速度 | 静止画: メカシャッター:B(バルブ)最大約30分、60~1/8,000秒、電子シャッター:1~1/16,000秒 動画: 1/25~1/16,000秒 |
セルフタイマー、リモコン | 2秒 / 10秒 / 10秒 3枚、別売DMW-RSL1 |
サイレントモード | Yes |
連写撮影 | |
メカシャッター、電子先幕時 | 【14bit時 H-ES12060使用時】 高速(H): 約11コマ/秒(AFS/MF時) / 約7コマ/秒(AFF/AFC時) 中速(M): 約6コマ/秒(AFS/MF時) / 約5コマ/秒(AFF/AFC時) 低速(L): 約2コマ/秒 【12bit時 H-ES12060使用時】 |
電子シャッター時 | 【14bit時 H-ES12060使用時】 高速(H): 約11コマ/秒(AFS/MF時) / 約7コマ/秒(AFF/AFC時) 中速(M): 約6コマ/秒(AFS/MF時) / 約5コマ/秒(AFF/AFC時) 低速(L): 約2コマ/秒 【12bit時 H-ES12060使用時】 |
最大撮影コマ数 | 最大撮影コマ数: RAW/RAW+JPEG連写:80枚以上(速度が遅くなるまで、当社測定条件による) JPEG連写:600枚以上(UHS-Ⅱ、U3カード使用、速度が遅くなるまで、当社測定条件による) |
連続撮影コマ数表示 | Yes |
モニター | アスペクト比3:2 / 3.2型 / 約162万ドットモニター / 静電容量方式タッチパネル / 約100% |
内蔵フラッシュ | No |
防塵防滴仕様 | Yes |
SDカードスロット | ダブルカードスロット |
静止画撮影可能枚数 | 約440枚
省電力ファインダー撮影設定時 |
外形寸法 | 幅 約138.5mm x 高さ 約98.1mm x 奥行 約87.4mm |
質量 | 約660g(本体、バッテリー、メモリーカード1枚含む)、約580g(本体のみ)、 約870g(交換レンズ H-FS12060、本体、バッテリー、メモリーカード1枚含む) |
ホームページの説明を読んでみても、動画関係は勉強不足のため、ちょっと分かりずらい。
DC-GH5での画素数は2000万画素になっていましたが、DC-GH5Sでは画素数が1000万画素ちょっととなっています。
今までは、画素数の多さを前面に押し出したものが多かったのですが、プロやハイアマチュアを狙っているカメラではそのようなことはなくなってきましたね。
新開発のセンサーを使用していて、画素数を落とした分、高感度の部分で優位に働くように思います。
ノイズ低下はありがたいですし、色モアレが低減するのも動画を撮影していると気になるところではあるので有難いのではないかと思います。
また、動画撮影においてはバッテリーやSDカードの容量が許す限り、記録時間に制限がないこともパナソニックの特徴ではないでしょうか。
長時間撮影(30分以上)していると、ほかのメーカーだと撮影を停止してしまうのですが、パナソニックではそのようなことがないのが特徴ですね。そこまで長い時間撮影をしない人には関係のないことかと思いますが、子供がレゴを作っているときとかの撮影では30分を超えることは普通なので、そのようなときにも使えるようなカメラなのではないでしょうか。
作品作りをする方にとっても、撮影時間を気にすることなく回し続けられます。
最近では、テレビ番組で時々撮影をしている人が写りこむことがありますが、スタビライザーにのせたミラーレス一眼を使用していたりしますし、結構使われているようですね。
手振れ補正は内蔵されていないようです。
三脚やスタビライザーを使用しての動画撮影を前提に考えているのかもしれません。やはりプロ狙いの1台なのかと思われます。
HC-X1000-Kをみてみると、コンパクトさが目立ちます。
動画性能などには詳しくないので、しっかりと比較できるわけではないのですが、DC-GH5Sの優秀さがなんとなくわかるような気がします。
静止画重視+動画をちょこちょこだとDC-G9がパナソニック内では今のところ最高機種。
動画重視+静止画もとなるとDC-GH5Sがパナソニック内では今のところ最高機種。
どちらもかなりのお値段となっています。
どちらも欲しいけれども、そこまでの「プロ仕様」にはこだわらないのであれば、DMC-G8がいいのかも。
上位機種を出すことによって、DMC-G8の魅力も少し出てきたように思います。
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