運動会を撮るのは大きな仕事であり、親としてもちゃんと撮って残しておきたいものですね。
こちらでも書きましたが、機種選定は頭を悩ませる部分であります。
今回は使いやすい機種をあげてみようかと思います。
一眼レフやミラーレスで調べてみました。(新調することを前提に)
まずは以下の3社から。
- ニコンから選ぶ
- キヤノンから選ぶ
- ソニーから選ぶ
3社の一眼レフについて書き出していこうと思います。
どの会社もフルサイズを出している会社でもあります。
ニコンから選ぶ
フルサイズですが「フルサイズ入門機」という位置付けのようで、ほかのフルサイズと比べると安めの設定となっています。
細かい性能はおいておいて、運動会で撮るには十分すぎるスペックでしょう。
ただ、フルサイズのため、望遠においては120mmまでしかないために、もっと望遠がほしい場合はレンズの買い足しが必要となります。
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G IFなんかがいいのではないでしょうか。
連射性能は6.5コマ/秒となっています。
フルサイズではあまりないチルト液晶になっていて、ローアングルでの撮影や、前のほうに人がいる場合、手を上に伸ばして撮影も可能となります。
フルサイズにしては重量も軽いほうだと思います。このモデルだと750gとなっていて、上位機種であるD810 24-120mm VR レンズキットになると880gと130gの差があります。
最近の傾向としてあるWiFiも搭載している機種です。
フルサイズよりも一回り小さなセンサーサイズのAPS-Cですが、運動会には十分だと思います。
AF性能が前モデルなどより少し向上していて、お子さんが止まっている写真を撮れる確率が増えている機種だと思います。連射性能もアップしているために、かけっこなどで連射をしてその中からのベストを選んだりするのも良さそうです。
カタログ上では1秒に6枚ほどの写真が撮れて、条件を満たせば連続100コマまでの撮影が可能となっています。
約16秒撮り続けることができる、ということは、かけっこなどではAF追従機能を使用して動き出してから撮り続けることも、一応は可能ということのになると思います。
フルサイズよりも軽いボディで675g。WiFi機能にNFCも搭載しています。
水準器も搭載されているのも魅力です。ななめ写真連発にはなりにくいと思います。
そしてありがたいのは、このレンズキットを購入しておけば運動会までにレンズを買う必要性がないというのがあります。これは大きいのではないでしょうか。
外での運動会ですので、このレンズ1本あれば十分対応可能だと思います。
高倍率ズームで、18mm-300mm(35mm換算で約27mm-450mmをカバー)は便利なこと間違いなし。近くも撮れて、競技も撮れる優れものだと思います。
買ってすぐ持ち出せる機種ではあると思います。
このモデルはエントリーモデルと位置付けられているものです。
とはいえ、機能に関しては十分すぎる内容だと思います。
ファミリー向けカメラというより、パパカメラマンをターゲットにしているような感じの宣伝ですね。
運動会の写真もホームページ上では見られますし、押している部分なんだと思います。
言葉通り、運動会でも問題ないようなAFなのでしょう。
でも、利点はとにかく軽いこと。そしてバリアングル。横に広げないといけない手間は少しだけありますが、上からでも下からでも画面を見ながら撮ることができるのは便利だと思います。
タッチパネルも採用されていて、スムーズな撮影が見込めそうです。
また、カタログ上バッテリーフル充電で820枚の撮影が可能というのも魅力的な部分かと思います。
普通に撮影していれば、予備バッテリーの出番はないかもしれません。持っていく必要性は感じますが。
連射性能は上位機種のD7200とほぼ同等のようです。
軽いために、普段使いにも持ち出しやすい機種でもあると思います。
レンズについては、今回はダブルズームレンズキットを選択しました。2本のレンズがついてきますが、広角側が望遠側かを選ばないといけないのは難点でしょうか。55-300mmのレンズを持っていくとすると、広角側だと35mm換算で82mmぐらいの焦点距離となります。この場合は少し被写体から離れないと撮影しづらいので、被写体が近いときは少し離れる必要性があります。
キヤノンから選ぶ
よくスポーツ系のカメラマンがテレビなどに映った時にはキヤノンのカメラを持っている人たちが多いように僕は思います。サポートの充実もあると思いますが、動体撮影においてはやっぱりキヤノンというかんじなのでしょうか。
1つめはEOS 6D。
フルサイズモデルですが、2012年発売の型落ちモデルとなっています。とはいえ、フルサイズ。性能も十分なのではないでしょうか。
680gの重量とGPSやWIFIも搭載されており、使いやいフルサイズのような気がします。
EOS 5Dsというモデルもありますが、値段がネックでしょうか。あまり必要性を感じないので今回はパスします。
フルサイズ並みの値段でもありますね。
ですが、AFにおいてはキヤノンの他機種を圧倒しているようです。
カタログでも他機種の倍の連写速度となっています。
ホームページ上ではほかの機種よりもAFへの説明が多数あるために、そこに力を入れているのではないでしょうか。ちょこまか動く子供を追うのは大変なことですが、ある程度できるようですね。
動体連写に力を入れているような印象を受けます。
運動会は動いている子供を撮るのが大前提なので、こういう機種だとある程度安心して撮影に臨めそうです。
動体の動き予測などに優れている、とはホームページ談。子供撮影においては重要な要素の一つだと思います。
キッズモードがあるのはいいですね。
バリアングル液晶にタッチパネルとタッチシャッター。子供を見ながら画面をタッチして追従させながら撮る。やってみたいです。
メカ系としては、本体上面右側に液晶画面があり、カメラの設定などを確認したり変更したりすることができます。
フルサイズやAPS-Cの中でも上位機種には搭載されていたものですが、このモデルにも搭載されていて、メカ好きの方たちにはいいのではないでしょうか。
「上位機種を持っている気分」というのも、撮るときには少しうれしいものだと思います。
水準器やサブ電子ダイアルも搭載されています。。
レンズですが、上記のものはダブルズームということで、ズームレンズが2本。
どちらか1本を付けて行く!というのであれば、55-250mmのほうになると思います。35mm換算で82.5-375mmの焦点距離なので、競技をしているお子さんの撮影には十分対応できるようなものだと思います。
ただ近くでの撮影はちょっと難しいかも。
4つめはEOS Kiss X8i ダブルズームキット。
大きさと重さは8000Dと同等のようですが、ハンドリングには違いがあるようです。
このモデルではサブダイアルがなく、右上面にあるサブ液晶もありません。
右側にダイアルやボタン類が集中しているのも違う点です。左手では支えるのみ、操作は右手、と分けて使えるので今までこういうカメラを手にしていなかった方にとっては使いやすいように思います。
それ以外の部分、センサーサイズや連写機能、WIFI搭載などは同じように思います。
「エントリーモデル」という位置づけのため、直感操作ができるようになっているのではないでしょうか。
あまり設定をいじらず、オートでの撮影が主な場合はこのモデルが良さそうです。そしてとにかく軽いです。
重さ重視で考えている方にはとてもいい選択肢だと思います。
ソニーから選ぶ
上記2社同様、センサーサイズはフルサイズとAPS-Cの2種類を出しています。
一眼レフのフルサイズ機種です。
今のところは一眼レフのフルサイズにおいては、この機種がソニーでは唯一の選択肢になってくると思います。
連写速度は12コマ/秒、シャッタースピード1/8000、GPS搭載などとなっています。
ただレンズキットが出ていないために、フルサイズ対応のレンズを別途購入する必要があります。SONY 75-300mm F4.5-5.6 SAL75300あたりがいいかと思います。
「エントリーモデル」の位置づけ機種となっています。センサーサイズはAPS-Cです。
以前はもっと安かったのですが、生産終了して安いところのは売れてしまい、今では値段の高いお店のものが残っているようです。
重さは500gを切り、軽い一眼レフになっていますが、動画性能が他機種からは劣っていて、GPSやWIFIなどは搭載されていません。
ここら辺をどうとるか、でしょうか。連写は十分ですし、軽い機種のため、そういう点を重視しているのであればいい選択肢になると思います。
上記機種の上位モデルになっています。センサーサイズはAPS-Cです。
連写速度は12コマ/秒、シャッタースピードは1/8000、3軸チルト液晶、GPSやWIFI搭載と必要なものは全部入っているのではないでしょうか。
発売から1年以上が経過しているモデルで、そろそろ次の機種が出るような噂があります。
在庫がなくなってきているのか、上記機種同様少し底値からは値段が上がってきているような感じです。
最後に
今回は3社を書き出してみました。
たった3社ですが、違いが少しずつあり、同じ会社内のカメラでも少しずつの違いがあり、読者の方が「欲しい」と思えるカメラはありましたか?
それぞれメリットとデメリットがあり、どこに優先順位を持ってくるかで違ってくるので難しい作業です。
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