オリンパスの「ペンF」。
半世紀も前に作られたカメラ。それが新しくデジタルになって帰ってくるようです。
発売予定日は2月26日。
フィルムカメラをコンセプトとしている、というか半世紀前のデザインを継承するモデルとなっていて、昔のデザインを気に入っているカメラファンは多いので、そのような方にはピッタリでしょう。
http://olympus-imaging.jp/product/dslr/penf/index.html
レンズ横にダイアル
現在のデジタルカメラは基本的にすべて背面か上面にダイアルが配置されています。
その方が操作しやすいのは言うまでもないですね。
ですが、このPEN-Fではレンズ横にもダイアルがあります。
モノクロ/カラープロファイルコントロールというようです。
http://olympus-imaging.jp/product/dslr/penf/feature3.html
フィルムカメラと同じような仕上がりを再現できるようになっていて、フィルムカメラに親しんだ方、フィルムカメラの質感が好きな方には魅力的となるでしょう。
カラープロファイル機能によって、写真を撮る際にすでにカラープロファイルを変更できたりするので、パソコンで編集する作業を省くことも可能となっています。
撮ってすぐにSNSへのアップを考えているのであれば、ありがたい機能かもしれません。
電子接点のないレンズを登録できる
オールドレンズと呼ばれる、電子接点をもたないレンズを所有している方は結構いるようです。
中古市場でも安く沢山出回ってもいます。このようなレンズを使っている方には、レンズ登録できる機能に魅力を感じるかもしれません。
10本までの電子接点のないレンズを登録することができて、F値や焦点距離などをExif情報に書き込んでくれるようです。
後で見直す時に、結構Exif情報って使うんですよね。
どの焦点距離で、どのF値で撮ったかを確認したくても、電子接点のないレンズだと書き込みされないことがあり、自分で入力する必要性がありましたが、この機能を使えばひと手間省くことができます。
その他、AFターゲットパッド、静音撮影、高速連写、5軸手振れ補正、動画時静音操作、タッチシャッターと魅力的な機能満載のモデルとなっています。
ボディのみの販売と、12mm F1.2のレンズキットの2種類が販売される予定です。
OLYMPUS PEN-F 12mm F2.0レンズキット シルバー
最後に
オリンパスからの新機種。
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IIのときのように、発売前に何かしら問題が起きることなく予定通りの販売になるといいですね。
同じようなことが2回連続であると、ちょっと不信感が出てきてしまうと思うので。
オールドデザインファンにとっては、このカメラはとても魅力的な機種となるでしょう。
お値段高めですが、その分出来に自信があることと思います。
各社フラッグシップモデルはいいお値段になっていますね。もうサブカメラ的立ち位置のマイクロフォーサーズではなく、完全にメインになるカメラになってきています。
こうなってくると、次期機種として予想されるOM-E1 MarkIIはどのようなスペック、お値段になってくるのでしょうか。楽しみになってきましたね。
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