キヤノンからEOS Kiss X80というモデルが発表され、4月中旬からの発売予定となっています。
旧モデルとなるEOS Kiss X70と比較してみようと思います。
EOS Kiss X70 | EOS Kiss X80 | |
---|---|---|
有効画素数 | 約1800万画素 | 約1800万画素 |
センサーサイズ | APS-C | APS-C |
映像エンジン | DIGIC 4 | DIGIC 4+ |
記録画素数 | 5184×3456(JPEG L/RAW) 3456×2304(JPEG M) 2592×1728(JPEG S1) 1920×1280(JPEG S2) 720×480(JPEG S3) | 5184×3456(JPEG L/RAW) 3456×2304(JPEG M) 2592×1728(JPEG S1) 1920×1280(JPEG S2) 720×480(JPEG S3) |
シャッター速度 | 1/4000~30秒、バルブ | 1/4000~30秒、バルブ |
連続撮影速度 | 最高約3コマ/秒 | 最高約3コマ/秒 |
連続撮影可能枚数 | JPEG(ラージ/ファイン):約1110枚、RAW:約6枚、RAW+JPEG(ラージ/ファイン):約5枚 | JPEG(ラージ/ファイン):約69枚、RAW:約6枚、RAW+JPEG(ラージ/ファイン):約4枚 |
ISO感度 | ISO100~6400 | ISO100~6400 |
AF測距点 | 9点 | 9点 |
視野率 | 上下左右とも約95% | 上下左右とも約95% |
液晶モニター | 3.0型/TFT式カラー液晶モニター 約46万ドット | 3.0型/TFT式カラー液晶モニター 約92万ドット |
Wi-Fi | No | Yes |
NFC | No | Yes |
大きさ | 約129.6(幅)×99.7(高さ)×77.9(奥行) mm(CIPA基準) | 約129.0(幅)×101.3(高さ)×77.6(奥行)mm(CIPA基準) |
質量 | 約435g(本体のみ) 約480g(CIPAガイドラインによる) | 約440g(本体のみ) 約485g(CIPAガイドラインによる) |
値段的にはレンズ込で6万円ほどでしょうか。
「最初の一眼レフ」というような位置づけだと思います。
レンズ交換をしながら、慣れるために購入するのは「アリ」かなぁ、とは思います。
最初の一眼レフであれば、撮影構図では被写体を中央に持ってくることが多いと思いますし、今後のことを考えて練習するためには良いモデルのように思います。
撮影構図は僕も以前から被写体を中央に持ってきてピントを合わせてカメラを少し左右にずらして、被写体を中央から外したりしています。
料理の写真や、集中して遊んでいる子供の撮影では、中央に被写体を持っていきピントを合わせてからずらしてシャッターを押すと、「ちょっといい感じ」になるように思います。
値段が抑え気味のため、機能に関しても他機種と比べると劣る部分が多くなっています。と言っても、基本性能はしっかりしていますし、エントリーモデルのため、「かんたん撮影ゾーン」としてプリセットされた撮影使用もあり、一眼レフに慣れるための1台には適していると思います。
ダイヤルを回すだけで自分の撮影したいモードに合わせ、カメラが設定を決めてくれるのは便利です。
慣れてきたら、自分で設定を考えながら撮影をしていくのもいいのではないでしょうか。
突然自分ですべて設定しないといけないモデルに手を出して撮影を楽しめなくなるよりも、まずはこのようなモデルから慣れていくのはいいことだと思います。
また、単焦点レンズ1本、2本と追加購入して撮影を楽しむのも良いのではないかと思います。
レンズはキヤノンの機種を使い続けるのであれば、そのまま手元に残しておいて使用することもできますし。
ゴールデンウィーク前に一眼レフデビューを考えているのであれば、候補に入れておいていいモデルだと思います。
コメント