突然カメラを買って持っていき、運動会の写真を撮ろうとすると失敗してしまうことがあるかと思います。
というのも、動いている被写体を撮るというのはカメラにはかなり酷なことですし、何と言っても難しいのです。
事前練習が大事
前もって練習をする時間が少しでもあるのでしたら、練習をしたほうがいいと思います。これで全然違う感覚になると思います。
また、公園では遊びながら練習ができるので、子供はあまりカメラを意識せずに遊んでくれ、親にとっても遊ばせながら動く被写体の練習もできます。
僕がよくやるのはブランコや滑り台での写真撮影です。
これがかなり難しいのです。
ブランコも滑り台も常に被写体は動いていますし、一定速度ではないのも難点です。ですが、ここである程度慣れておくと後々気持ち的に楽になります。
僕はブランコのときによく練習させてもらっています。
僕の場合は、ブランコだと、動いているところを斜め前あたりから撮ったりしています。。
目の前だと、被写体が迫ってきて最初はとっても難しく思います。
斜め前や横からだと、カメラを動かしながらもできます。
シャッタースピードについても知ることができます。
「写真が撮れた」と思っても、被写体が動いているためにピントがあっていないことが多々あると思います。
シャッタースピードを速めにすることにより、動いていても被写体が止まっているように写ります。そのためにはシャッタースピードを上げないといけませんが、自分自身で納得のいく写真のシャッタースピードを覚えておくと後々役に立つと思います。
連写をいかす
あとは連写の使い方でしょうか。
カメラによっては1秒に11枚もの撮影が可能だったり、4kフォトができる機種では、1秒に30枚もの写真になったりしています。
その中には、何枚かはちゃんと撮れているもの、満足するものがあると思います。子供は同じことをやってくれないですし、運動会は1年に1回です。
連写で補うのも一つの手です。
ただ気を付けなければいけないことがあります。
それは連写の制度は各メーカー1秒間に何枚撮れるかと書いています。
運動会の競技は1秒では終わりません。
連写がどこまで持続するのか、最大撮影枚数はどのぐらいか、何秒したら連写速度が落ちるのか、使用しているSDカードの容量はどのぐらいか、などなどを事前に知っておく必要もあります。
連写していても、数秒したら速度が落ちてしまい、山場のところで速度が落ちてしまったり、撮影自体ができなかったりしてしまうこともあります。
バッファー
これもよく聞く言葉の一つです。
「バッファー容量」とか「バッファーメモリー」などと言われます。
SDカードは書き込み速度の速いものを使うと思います。ですが、それでも連写を続けていると書き込み速度が間に合いません。
書き込みながらでもカメラ内に一時写真を保存しておいてから、書き込みの順番が来るのを待ちます。
ですが、そこもいっぱいになりことがあります。そうなると、撮影速度が落ちてきます。もしくはシャッターを切れなくなります。
撮影スタイルもRAW+JPEGの場合とJPEGのみとの場合では、JPEGのみでの連写のほうが撮影可能枚数は多くなります。
あとでレタッチをしたり、色々といじる必要がないのであればJPEGでの撮影をして連写できるほうがいいかもしれませんね。
最後に
カメラを買っても、使い方を知らないと困ることがあります。
ぶっつけ本番では失敗することがあると思うので、事前練習をしておいたほうがよいでしょう。
写真家ではないので、練習をしたからといってパーフェクトな写真は撮れないと思いますが、安心感は違うと思います。
また少しでも練習をすることによって、自分自身のカメラの性能を少しでも理解できるのも利点ではないでしょうか。
何枚撮れるか、オートフォーカスのスピードはどうか、シャッタースピードはどうしたらいいか、カメラの重さは大丈夫かなどなど、少しでもいじることによっていろいろと分かると思います。
運動会当日にあせってはいい写真は残せないので、事前練習をしてみてはいかがでしょうか。
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