フルサイズカメラを購入してから、改めてG1を考えてみました。
ISO感度も考えるようになって、G1のISO感度を調べてみると、最高3200でした。
当時は多分かなり性能が良かったはずです。ですが7年で状況は大きく変わりました。
ISO感度?
「イソかんど」でも「アイエスオーかんど」でも読み方は大丈夫なようです。僕は後者で読んでいます。
ISO感度を上げると、
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光がレンズに入る量を増やすことが出来る
↓
暗いところでも明るくとることが出来る
↓
シャッタースピードを速くすることが出来る
↓
そのためにブレていない写真を撮ることが出来る
という感じでしょうか。
室内での撮影や、夜の撮影でISOの数値を気にする必要があるのはこのためです。
今では12800までがふつう
最近は大抵ISO12800まで自動設定ができるようになってきているようですね。
個人的な許容範囲にもよるでしょうが、結構暗いようなところでも写真を撮れるようになってきた、ということでしょうか。
サイズにもよりますが、僕の中ではブログサイズではISO6400でもノイズ軽減をしたりしなくても問題なく楽しめるように思います。
それ以上の数値ではまだ撮影していないので、そのうちトライしてみようかなぁと思います。
フルサイズの恩恵なのか、普通に高感度撮影が進化しているのか、両方なのか・・・。
このことを考えると、ディズニーランドのショーや、ディズニーシーで室内撮影を考えると、G1では難しかったんだなぁ、と改めて思いました。
明るい単焦点レンズは所有していますが、画角が固定されてしまうので、ディズニーでは不便だと思いますし。
日中でもISOを考える
日中の外での撮影。ISO100とか200が普通かと思いますが、安心してもいられない時があります。
ひとたび日陰に入ってしまうと、ISOの数値が上がっていきます。
子供と遊んでいるときに撮影をしていたときに、ちょうど日陰になりました。そして時刻は4時過ぎ。
12月末の4時過ぎはすでに薄暗いです。
日陰+時刻による薄暗さ、こういう状況の中での撮影をしていました。
帰ってきて写真を拡大して確認してみると、なんだかザラザラ感があります。小さいサイズでは全く問題ないと思います。
「日中の撮影だったのになぜだ?」と思って設定値を確認してみると、ISO4000の数値が。
使用していたレンズはSEL1635。絞り優先でF4に設定していたのですが、ISO4000になりちょっとビックリしました。
太陽が当たっているところで撮影していた写真は、ISOは200や100。
日陰に入り、時刻による薄暗さはありました。ですが、自分の目で見るにはそこまでの違いはなかったように思いました。
カメラには「暗い」ということだったのでしょう。ISOの数値をあげないと手振れ写真になることだったでしょう。
最後に
ISOの最高値が高いものが増えています。
ブログサイズとか、普通のプリント写真では気にならないノイズも、こだわってくると気になってきます。
自分自身の許容範囲であるISO数値を知っておき、撮影するときにファインダー内やディスプレイで確認してからの撮影がいいと思います。
ISOの数値が上がりすぎていたら、少し移動して日向に行ってみるといいでしょう。
写真を撮る角度などは変わってしまいますが、ザラザラしたノイズ満載写真よりはいいのではないでしょうか。
目で見えている明るさよりも、写真を撮るうえでは暗いこともある、ということも知っておきましょう。
そうすることによって、僕のようにあとから日中に撮った写真なのにISO感度が上がっているときに撮影してしまい、ノイズが気になってしまう写真にならないことと思います。
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