オリンパスとパナソニックのミラーレスについて書いていこうと思います。
この2社は一眼レフを出していません。
どちらもセンサーサイズはマイクロフォーサーズですが、大きな違いはボディ内手ぶれ補正があるかどうか。
オリンパスは基本的にすべてボディ内手ぶれ補正を採用しています。パナソニックはGX7とGX8はボディ内手ぶれ補正を採用していますが、それ以外はすべて搭載していません。
- オリンパスから選ぶ
- パナソニックから選ぶ
オリンパスから選ぶ
動体撮影に適していると言われるモデルです。
一眼レフなどで採用されている位相差検出式。これをこの機種は採用しています。詳しい説明はできません。
ただこのオートフォーカスのシステムだと動体撮影や追従機能がしやすいようです。
焦点距離が短いものがレンズキットとして販売されているので、運動会目的であれば望遠レンズの別途購入が必要となります。
ですが、レンズキットの中でも12-40mm PROであれば今後使用していく上でとても重宝すると思います。
高倍率ズームのレンズキットのため、これ1本で運動会は大丈夫だと思います。
35mm換算で28-300mmの焦点距離。お昼ご飯の時間もこれ1本で大丈夫だと思います。
評判の良い手ぶれ補正が搭載されていて、レンズもボディも防塵防滴です。
オートフォーカスや写りも良いのではないでしょうか。
バリアングル搭載で、ローアングルもハイアングル撮影も便利だと思います。
デメリットとしてはグリップ部分があがると思います。
これも人それぞれなので何とも言えないのですが、「一眼レフ」とは違い、右側の部分があまり出っ張っていません。そのために「持ちにくい」と感じる方がいるかもしれません。OM-D E-M5 MarkII専用カメラグリップの販売もあるので、比べてみるといいと思います。出っ張りが必要ない人には特に問題になるようなものでもないです。
現段階でオリンパスの最新機種になります。
ただ上記機種よりも下位機種の位置づけのため、防塵防滴搭載でなかったりハイレゾショットがなかったりと少し違いがありますが、運動会目的であればなんら問題はないように思います。
レンズキットのレンズが高倍率ズームではないために、レンズキットでの購入だとダブルズームレンズキットの45ー150mmレンズの使用がいいと思います。
35mm換算で90-300mmなので近いところの撮影は苦手ですが、競技の撮影は問題ないと思います。
この機種も上記機種同様、右側部分が前に出っ張っていないので、不便に感じる方がいるかもしれません。別売りでE-M10専用カメラグリップもあるようです。
残念ながら、発売日に回収され、2015年11月末に販売再開予定とされています。
そのため、今年の運動会や紅葉の季節には間に合わないであろうモデルとなってしまいました。
ちょっと値段が高いような気もしますが、有力候補の一つではあると思います。
下位機種のために、オートフォーカスや手ぶれ補正の部分で上位機種には劣っているのですが、それでも十分な機能はあると思います。
メリットとしては軽いことでしょう。
ボディで300g強と上位機種よりも100g以上も軽いです。
ダブルズームレンズキットだと35mm換算で300mmまでのレンズが付属します。
ファインダーのないモデルなので晴天時には気を付けないと画面が見えなくなることがあると思います。
それ以外は扱いやすいモデルのように思います。
ボタンの数は少なく、カスタマイズなどには向いていませんが、その反面シンプルなので今まであまりカメラに触ってこなかった方には入りやすいモデルだと思います。
パナソニックから選ぶ
写真も撮りたい!動画も撮りたい!
と思うのであれば、パナソニックは有力候補となると思います。
また4Kフォトや4K動画に興味がある方もパナソニックが有力候補となるでしょう。
また、今回紹介するものは高倍率ズームのレンズキットになります。(GF7除く)
そのためレンズ交換や買い増しを考えずに運動会では使えると思います。
現時点での最新機種です。
4kフォトに4k動画、ボディ内手ぶれ補正を採用と「全部入り」の機種です。
今までのすべてが入っている機種といってもいいような感じがします。
電子シャッター搭載で静音撮影が可能だったり、機械式シャッタースピードが1/8000からあったり、空間認識AFと上位機種であるGH4に劣らないように思います。とても魅力的な機種です。
一眼レフカメラのような見た目で持ちやすく、とても軽い機種です。バッテリーやメモリーカードを含めても410gです。
4kフォト、4k動画がありますが、手ぶれ補正はボディには非搭載となっています。そのため、レンズ側に手ぶれ補正が必要ですが、パナソニックのレンズであれば望遠レンズには手ぶれ補正が搭載されているのでそこまで問題ではないと思います。
デメリットとしては、プラスチックボディの採用により軽くなっている反面、プラスチックボディを嫌うようであればおススメできないです。これは人それぞれなので実際に触ってみるのがいいでしょう。
僕はあまり気にしません。
パナソニックのミラーレス機でもフラッグシップの位置づけカメラです。
静止画にも優れていますが、動画面においても重視するのであればこのモデルがいいと思います。
少し前の機種のために、4kフォトや4k動画では設定が異なります。
手ぶれ補正に関しては、G7同様レンズ側のみでの対応となります。
上記3機種にはすべて高倍率ズームが付属してきます。そのため、購入後は新たにレンズを購入することなく運動会では使用可能でしょう。
高倍率ズームのレンズキットはなく、ダブルズームレンズキットになります。
チルト式を採用していて、軽く扱いやすいのではないでしょうか。
運動会ではズームが足りなくなるかもしれません。35mm換算で200mmの望遠レンズがキットとして販売されていますが、300mmまで必要になった場合はレンズ買い増しになります。
またボディにはグリップがありません。
フラットなボディが持ちやすい、というのであれば候補に入る機種だと思います。
4kフォト
4kフォトには魅力を感じています。僕自身も欲しいと思っている機能の一つです。
魅力的な部分は、動画のようにして撮っておいてから、あとで静止画としての切り出しが可能であり、1秒に30枚の写真を撮影してくれるので、一瞬の良い写真を切り出すことができます。画素数も800万画素とパソコンで見たり、テレビ画面で見たり、普通にプリントするには問題ない画素数だと思います。
子供の動きは予測できない場合が多かったりするので「とりあえず撮っておいて、あとから切り出す」というのが可能です。
使ってみたいと思っているものです。
4k動画になると、編集環境や視聴環境がまだ確保できていないので(僕の場合)まだ必要ないように思います。そのうちパソコンの買い替えをできたりするのであれば導入してみたいものの1つではあります。
最後に
ミラーレスとは言え、以前よりも動体撮影には不便なく使える機種が増えたと思います。
運動会などではミラーレスだと荷物も少し軽くなって、腕も疲れずいいのではないのでしょうか。
また液晶画面を見ながらの撮影にもタイムラグがなく、ストレスなく撮影ができるのは利点だと思います。
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