キヤノンのフルサイズミラーレスは2種類発売されました。「EOS R」と「EOS RP」をそれぞれ見ていこうと思います。
今回はミラーレス機のハイエンドモデルである「EOS R」を見てみようと思います。
EOS Rのスペック
カメラ部有効画素 | 約3030万画素 |
記録画素数 | L(ラージ):約3010万(6720×4480)画素 M(ミドル):約1330万(4464×2976)画素 S1(スモール1):約750万(3360×2240)画素 S2(スモール2):約380万(2400×1600)画素 RAW(ロウ):約3010万(6720×4480)画素 C-RAW :約3010万(6720×4480)画素 |
フォーカス方式 | デュアルピクセル CMOS AF方式 |
AFフレーム選択可能ポジション | 最大5655ポジション |
自動選択時AFエリア分割数 | 最大143分割 |
タッチ&ドラッグAF | 可能 |
測距輝度範囲 | EV-6~18 |
動画撮影 | 4K |
測光方式 | 384分割 |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 |
ISO感度 | ISO100~12800 (自動設定) |
連続撮影速度 | 高速連続撮影:最高約8.0コマ/秒(ワンショットAF時) |
連続撮影可能枚数 | RAW:約34枚(約47枚) |
モニター | TFT式カラー液晶モニター |
画面サイズ/ドット数 | 3.15型(3:2)/約210万ドット |
ファインダー | 有機ELカラー電子ビューファインダー |
画面サイズ/ドット数 | 0.5型(4:3)/約369万ドット |
大きさ | 約135.8(幅)×98.3(高さ)×84.4(奥行)mm |
質量 | 約660g(バッテリー、カードを含む) |
そこまで悪くはないけど
第一印象としては「そこまで悪くはないけど」という感じです。一眼レフのフルサイズを考えれば、軽量だと感じますし、機能的には色々と盛りだくさんのため、とても使いやすいとは思います。
重さのことを考えれば、本体だけでも200g以上の軽さがあるので、持ち運びを考えると一眼レフにこだわりがなければ、こちらがよさそうですよね。
WiFiやBluetoothを使用してのスマホへの転送も可能ですし、使いやすいと感じます。
連写は少ない印象があり、バッテリーの持ちも気になるところです。
最後に
キヤノンとしては、初めてのフルサイズミラーレスということで、これから少しずつ進化していくものと思われます。最低限の機能は搭載されていますが、バッテリーの持ちを考えると、2個持ちは必須になってくるように思います。
高速AFを実現していたり、低輝度での撮影も可能な点は、これらを多用する方にとってはとても重要な意味を持つのではないでしょうか。
マルチファンクションバーなどは他社製品にはない試みで、無音での操作が可能なので静かなところでのカメラ設定の変更には向いていますね。場面によってはとても重宝する機能なのではないかと思っています。個人的にはとても魅力的な点です。
ミラーレスではサイレントシャッターも魅力的な点の一つではないでしょうか。特に子供の発表会などでの撮影を考えている親にとっては重要ですよね。
今後、もっと進化しそうな機種ではありますが、手の届く範囲のお値段でフルサイズミラーレスを考えられる機種でもあるのではないかと思います。
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