常々思っていたことのひとつに、「写真が暗い」と「一眼カメラなのにブレてる」というのがありました。
「ミラーレスだからか?」「値段の高いカメラを使用していないからだ」「カメラが古いのか?」とか思ったりもした時期もありましたが、だからといって「高ければ」「最新であれば」ブレない写真が自動的に撮れるわけないのです。
当然と言えば当然ですが、調べていなかった時にはそう思ったのです。
「一眼カメラなのにブレてる」というのもありえないことですよね・・・。
調べると簡単に答えが見つかりました。
「F値」というのがキーワードだったようです。
レンズキットでの購入だったために、最初に手にしたレンズは暗めのレンズ。
外での撮影では日中は問題なし。でも、家の中ではどうも撮れない。ということが続きました。
内蔵フラッシュを使用すると、どうしても室内だと壁に影が映ってなんだかのっぺりとした感じになって、楽しい思い出のはずが悲しい写真になったりしてしまっていました。
またフラッシュを使用すると、子供はどうも気に入らないようで機嫌が悪くなる。でも撮りたい瞬間は沢山訪れるのです。
暗めのレンズとは
ズームレンズなどに書いてある「3.5-5.6」というような数字。レンズ先端部分や根本とかどこかには必ず書いてあります。
この数字が小さいほどに、シャッターを押したときにレンズに光の入る量が多くなり、暗かった写真も少し明るく撮ることができる、とのこと。
いろいろなブログに書いてある「単焦点レンズで腕を磨け」という教えを守り、半年前に単焦点レンズを購入してみました。遅いですね・・・。でもそれまで怠けて調べたりしなかったのです・・・。
購入したものは、パナソニック LUMIX G 20mm F1.7 II ASPH.とオリンパス M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8です。
そうしたらあら不思議。初心者でも「それなりじゃない?」というような感じになりました。
とはいっても、自己満足レベルですので・・・。
ただ、家の中でもある程度安心して写真を撮ることができたり、背景ボケの写真を撮ることができ、写真撮影がまた楽しくなりました。
もう少し早く気づいていればよかったですが、もう仕方ないですね。
明るいレンズだけれども注意が必要
「単焦点」という言葉ですが、初めて聞くと「どういう意味?」となるかもしれません。僕はそうでした。
要は「焦点距離が一つのレンズ」ということです。そのためにズームができません。
「もう少し寄りたいなぁ」と思ったら、自分自身が数歩前に出ないといけないのです。
そして自分で構図を考えてシャッターを切ります。そのために「単焦点レンズで腕を磨け」というようにネット上では言われるのではないでしょうか。
僕の場合は、マイクロフォーサーズのボディに20mmの単焦点レンズを使用して、背景ボケの写真や室内でもフラッシュを使用せずに撮れたりしていて、常に使用している状態です。
ただ公園などでは、ズームができないために子供が少し離れて遊び始めてしまったらもう大きく撮れないですし、背景ボケも見込めません。
そこらへんは、ある程度割り切りが必要に思いました。
実践して分かった単焦点レンズのよさ。
初心者へのおススメ理由もわかります。これを手にして写真を撮っただけで、今までとは違う感じに撮ることが可能になるんですから。
背景ボケの写真に興味があったり、室内でもフラッシュを使用せずに撮りたいと考えているのであれば、F値の小さい単焦点レンズがおススメです。
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