パナソニックから、新たな一眼カメラが登場。
海外ではすでに発表されていましたが、日本でも発表されましたね。
そして、「プロ仕様」となっています。
まずはスペックを見てみようと思います。
Panasonic ミラーレス一眼カメラ ルミックス G9 ボディ
Panasonic ミラーレス一眼カメラ ルミックス G9 ボディ | |
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レンズマウント | マイクロフォーサーズマウント |
撮像素子 形式 | 4/3型Live MOS センサー |
カメラ有効画素数 / 総画素数 | 2033万画素 / 2177万画素 |
Anti Reflectionコーティング | Yes |
防塵対応 | スーパーソニックウェーブフィルター |
6K PHOTO/4K PHOTO ファイル形式 | 6K PHOTO:MP4(H.265/HEVC、音声圧縮方式:AAC(2ch)) 4K PHOTO:MP4(H.264/MPEG-4 AVC、音声圧縮方式:AAC(2ch)) 画像選択後:JPEG |
動画 記録形式 | 4K, 3840×2160, 59.94p記録, 150Mbps(4:2:0,8bit LongGOP) FHD, 1920×1080, 59.94p記録, 28Mbps(LongGOP), Dolby Audio(センサー出力 59.94fps) |
ハイスピード動画 | [4K] 60fps/48fps [FHD] 180fps |
インターバル撮影 | Yes |
コマ撮りアニメ | Yes |
ファインダー方式 | アスペクト比 4:3 / 0.5型 / 約368万ドット 有機EL(OLED) LVF |
視野率 / 倍率 | 約100% / 約1.66倍(35mm判換算:約0.83倍) |
ISO感度 | 静止画時:オート / インテリジェントISO / 100 / 200 / 400 / 800 / 1600 / 3200 / 6400 / 12800 / 25600 (1/3 EVステップに変更可能) クリエイティブ動画時:オート / 100 / 200 / 400 / 800 / 1600 / 3200 / 6400 / 12800 (1/3 EVステップに変更可能) |
手ブレ補正方式 | 撮像素子シフト方式、5軸補正(レンズ仕様による) |
手ブレ補正効果 | 6.5段 |
Dual I.S. | Yes |
手ブレロック | ○(動画記録時のみ補正) |
シャッター速度 | 静止画:メカシャッター:B(バルブ)最大約30分、60~1/8,000秒、電子先幕:B(バルブ)最大約30分、60~1/2,000秒、電子シャッター:1~1/32,000秒 動画:1/25~1/16,000秒 |
サイレントモード | Yes |
連写撮影 | メカシャッター、電子先幕時 高速(H):約12コマ/秒(AFS/MF時) / 約9コマ/秒(AFF/AFC時) 中速(M):約7コマ/秒 低速(L):約2コマ/秒 電子シャッター時 超高速(SH):約60コマ/秒(AFS/MF時) / 約20コマ/秒(AFF/AFC時) 高速(H):約12コマ/秒(AFS/MF時) / 約9コマ/秒(AFF/AFC時) 中速(M):約7コマ/秒 低速(L):約2コマ/秒 最大撮影コマ数 高速(H)/中速(M)/低速(L): RAW/RAW+JPEG連写:60枚以上(速度が遅くなるまで、当社測定条件による) JPEG連写:600枚以上(UHS-Ⅱ、U3カード使用、速度が遅くなるまで、当社測定条件による) 超高速(SH): RAW/RAW+JPEG連写(60コマ/秒):50枚、JPEG連写(60コマ/秒):50枚 RAW/RAW+JPEG連写(20コマ/秒):50枚、JPEG連写(20コマ/秒):50枚 |
モニター | アスペクト比3:2 / 3.0型 / 約104万ドットモニター / 静電容量方式タッチパネル / 約100% |
内蔵フラッシュ | No |
USB | USB3.0 Micro-B Super Speed USB3.0 GEN1 |
防塵防滴仕様 | Yes |
SDカードスロット | ダブルカードスロット |
静止画撮影可能枚数 | [モニター時] 約380枚 [ファインダー時] 約360枚 |
外形寸法(突起部を除く) | 幅 約136.9mm x 高さ 約97.3mm x 奥行 約91.6mm |
質量 | 約658g(本体、バッテリー、メモリーカード1枚含む)、約586g(本体のみ) |
付属品 | ボディキャップ、ホットシューカバー、アイカップ、フラッシュシンクロ端子キャップ、バッテリーグリップ接点カバー、ショルダーストラップ、バッテリーパック(7.2V)、バッテリーチャージャー、ACアダプター、USB接続ケーブル、USB接続ケーブル(バッテリーチャージャー専用) |
注目点は?
ボディ内手振れ補正を搭載。現時点でシャッター速度6.5段分の手振れ補正が獲得出来るようです。
対応レンズにもよりますが、今までよりも写真撮影の幅が広がるのではないかと期待できます。
オートフォーカス精度の上昇も子供撮影にはとても助かるかと思います。
動体追従の向上もしているようで、運動会でも活躍してくれることでしょう。
フォーカス技術の一つである、人物に対するフォーカスもかなり魅力的なのではないでしょうか。
顔認識や瞳AFは以前から使用していて、とても便利な機能の一つなのですが、人物全体を認識してフォーカスを合わせ続けてくれるのは、とても魅力的です。
特に、動き回る子供撮影においてはとても便利かと思います。
AFのカスタマイズも可能なので、子供撮影を考えている場合には、子供の動きによって敏感にすることもできるみたいですね。
連写速度も向上していて、AF動体追従と合わせることによって、運動会などでの失敗写真が格段に減るように思えます。
ミラーレス機では肩液晶が搭載されていませんでしたが、この機種では搭載されています。
ファインダーや背面液晶で確認もできますが、カメラを構えずに写真や動画を撮影する場合、ファインダーや背面液晶での確認の手間が省けるため、スピーディーな設定確認を行うことができ、撮影に望めるのではないかと思います。
カメラ背面には、親指部分にジョイスティックが来るようになっていて、フォーカスエリアを決めることが可能となります。
肩液晶のところに、録画ボタンがあるのも便利な点なのではないかと思います。
写真を撮影しつつ、動画で数秒撮影をし、その後また写真撮影をする場合には、とてもスムーズに移行できるように思います。
カメラ本体のボタン19個を個別に設定でき、自分好みの使いやすいカメラにすることが出来ると思います。
子供撮影では連写を使う機会が多くなったり、フォーカスモードの切り替え、フィルター効果などなど、ワンタッチで自分の欲しい設定を呼び出せます。
ダブルカードスロットやUSB給電、防塵防滴などとても使いやすそう。
別売りで、バッテリーグリップやフラッシュの購入により撮影範囲が広がり楽しめると思います。
ただ、大きいですね。そして重いです。
フルサイズのカメラ本体とあまり変わらなくなってきています。その分、機能は十分搭載されていて、不満のないカメラ本体である印象はあります。
レンズはフルサイズカメラよりも小さく、軽いものが多いため、本体は重くてもレンズの小型軽量を活かして、小回りの利く撮影が出来ると思います。
最後に
「プロ仕様」とのことなので、かなりの気合いが入った機種になっているように思います。
出し惜しみのない機能充実の機種で、満足できると思います。
動画撮影では、30分制限があります。その点は気を付ける必要がありそうですが、写真を撮影しつつ動画もちょこちょこ撮影することがメインであれば、全く問題がないと思います。
お値段がかなり高額になっています。このお値段と大きさを考えると、フルサイズの本体となんら変わりありませんが、レンズのことを考えるとまだマイクロフォーサーズが有利かと思います。
とても魅力的で、興味のある機種となっていますね。
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